G大阪ポヤトス監督、天皇杯でJFL高知に敗退から学ぶ「泥臭く希望を持って」11日FC東京戦
G大阪は10日、今季初のリーグ3連勝を狙う11日のFC東京戦(パナスタ)に向け、前日練習を行った。新潟、福岡戦で連勝し、最下位を抜けて15位まで浮上したが、いまだ18位・横浜FCとの勝ち点差は1。7日の天皇杯2回戦では、JFLの高知に敗れた。ポヤトス監督は「まず選手に伝えたのは、G大阪としてどんな試合でも力を出し、インテンシティー(強度)を出さないといけないということ。簡単な試合はひとつもない。今のチーム状況を考えても、そこをおろそかにしてはいけない」とチームの引き締めを図ったことを明かした。
前半4分、そして同41分にカウンターで失点した高知戦は「絶対に自分たちがしてはいけないことを、すべての局面でしてしまった」と指揮官。立ち上がりからの強度、集中力の欠如などを問題点に挙げた。その上で「この試合から何を学ぶことができたのか。リーグ戦に向かって、もう一度希望を持ってしっかりとやろう。高知の選手達が希望を持って戦ったように、自分たちも泥臭く希望を持っていこうと伝えました」と話した。
天皇杯では出場がなかったDF半田陸は「いい立ち上がりができれば、そのまま流れを作ることができる。まずは相手コートでプレーできるように、一人一人が意識していきたい」と試合の入り方に注意を向けた。FC東京とは今季ルヴァン杯で2度対戦し1勝1敗。天皇杯で味わった屈辱を教訓とし、下位争いから抜け出す3連勝を狙う。