最強の11人!? Jリーグ“採点”ベストイレブン【SB】美しい左足のキック…。サイドバック最高点を記録したのは?
明治安田生命J1リーグの2023シーズンはまもなく前半戦を終えようとしている。今季、素晴らしいパフォーマンスを見せている選手を選ぶべく、データサイト『Sofascore』の平均採点(10点満点)をもとに、ベストイレブンを選出した。(情報は6月5日時点。8試合以上に出場している選手が対象)
SB:初瀬亮(はつせ・りょう)
所属クラブ:ヴィッセル神戸
生年月日:1997年7月10日
2023リーグ戦成績:15試合1得点3アシスト 2023平均採点:7.25(全体10位)
便宜上、両サイドバックでプレーできる初瀬亮を右サイドバックで選出しているが、今季は主に左サイドバックとしてプレーしている。ガンバ大阪の育成組織出身で、2018年にヴィッセル神戸へ完全移籍。19年のアビスパ福岡への育成型期限付き移籍を経て、神戸の主力へと成長している。
最大の特徴は質の高いキックだ。ロングパス成功数(70回)、クロス成功数(31回)はともにリーグ2位の数字で、主に左足から放たれる精度の高いフィードで攻撃の起点となっている。今季はすでに3アシストを記録しており、4月23日の湘南ベルマーレ戦では直接FKを決めるなど、ゴールに直結するプレーも多い。
平均採点は全体10位で、サイドバックとしてはトップの数字だ。首位を走る神戸をサイドバックというポジションから支える初瀬は、スタッツ面でも非凡なものを見せている。