「1チームが圧倒的に抜きんでるのも魅力」元バイエルン宇佐美貴史はJリーグのビッグクラブ構想を大歓迎!「華やかで話題性ができる」
「もちろん、どこが優勝するか分からないのも魅力だけど…」
30周年を迎えたJリーグは、さらなる発展へ構造改革のひとつとして、配分金の比率を従来の均等配分から成績や人気に即した結果配分に変更。ビッグクラブを生み出そうとしている。実力伯仲が大きな魅力のJリーグにこの構想はマッチするのか。
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専門家の間で意見が別れるなか、ドイツの絶対王者バイエルン・ミュンヘンでプレー経験がある宇佐美貴史に「日本にビッグクラブは必要?」とズバリ尋ねてみた。
今季からガンバ大阪でキャプテンを務める31歳の答えは明確だった。
「良いと思いますよ。やっぱりどこの欧州の主要リーグを見ても1つ2つはあるんで。そういうチームが頭ひとつ抜けると、他のチームも負けないようにと、たくさんの刺激をもらうし、1チームが圧倒的に抜きんでるのもリーグの魅力なっていくんじゃないかなと思いますね。
もちろん力の差が拮抗していて、どこが優勝するか分からないのも魅力の1つですけど、そういうビッグクラブが1つできると、華やかじゃないですか。圧倒的な強さ、華やかさを持つチームがあると、リーグとしても華やかになるし、話題性ができる。ヨーロッパ各国にそういうチームがあることを考えると、Jリーグもそれでもいいんじゃないかな」
「ガンバがそういう存在になれれば一番良いですよね」と振った際には、「それがベストですね」と力強く答えた宇佐美。ビッグクラブ構想は大歓迎の様子だ。



