元日本代表DF、J2クラブの好条件よりもJ1の「1500万円」安いオファーを選んだ理由は?
安田理大氏が磐田、鳥栖に移籍した際の舞台裏を明かす
元日本代表DF安田理大氏が、元JリーガーのDF那須大亮氏の公式YouTubeチャンネルに登場。自身のキャリアの転機について振り返った。
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安田氏はガンバ大阪のユースで育ち、2006年にG大阪のトップチームに昇格。11年にはオランダのフィテッセに海外移籍を果たした。
2013年にJリーグに復帰し、ジュビロ磐田、サガン鳥栖、ヴィッセル神戸、名古屋グランパス、釜山アイパーク(韓国)、アルビレックス新潟、ジェフユナイテッド千葉、松本山雅FCと渡り歩き、2022年限りで現役を引退した。
日本代表としてもプレーした経験を持つ安田氏。フィテッセ退団時、「海外のほかのチームから最初オファーがめちゃあった」という。欧州5大リーグ移籍を目指すなかで移籍先が見つからなかったなか、当時に磐田のアドバイザーを務めていた元日本代表MF名波浩氏(現日本代表コーチ)から連絡があったと回想する。
「来たオファーがチャンピオンズリーグ(CL)の予選は出るけど、5大リーグじゃなくて少し下のリーグの1位のチームとかだった。本当は5大リーグに行きたかったけど、断っていたら結局チームがなくなって、ウインドー(登録期間)が間に合うくらいに名波さんから電話がかかってきた。『1回ジュビロ帰ってきてやれ』『お前活躍してもう1回海外行けるチャンスもあるし、そこからJリーグで頑張ってもう1回日本代表に行けるチャンスもある』と言ってくれた」
安田氏は残りのシーズンでリーグ戦7試合に出場したが、J1リーグ17位に終わった磐田はJ2に降格。オフに鳥栖へ移籍する決断に至った背景を明かしている。
「ジュビロから延長のオファーもあった。給料も結構良かった。そうしたら、サガン鳥栖のユン・ジョンファン監督から電話がかかってきた。『昔から知っているし、お前のことを再生したい』と。ジュビロのオファーの金額と1500万円くらいの差があった。J1でやりたいという気持ちだけで、サガン鳥栖に行った。結果、それが良くてサガン鳥栖に行ってから日本代表候補に1回選ばれた」
動画内では、そのほかのキャリアの転機についても安田氏が振り返っている。