最高額は誰だ! 日本人選手、歴代移籍金ランキング11位。新天地で好調! 10億円以上の価値を示しているのは?
100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で、移籍金の高い歴代日本人選手は誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した日本人の移籍金ランキングの最新版を紹介する。※価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
11位:堂安律(どうあん・りつ)
生年月日:1998年6月16日
移籍先:PSV→フライブルク
移籍日:2022年7月5日
移籍金:850万ユーロ(約11.9億円)
ガンバ大阪で台頭した堂安律はフローニンゲンを経て、2019年夏にオランダの名門PSVに完全移籍を果たした。加入早々にファン・ボメル監督の信頼を得ることに成功し、シーズン前半には出場時間も確保したものの、シーズン途中のエルネスト・ファベル監督の就任を機に出場時間が激減。また、公式戦27試合で3得点3アシストとイマイチ得点に絡むこともできず、加入初年度は悔しい1年となった。
そんな堂安は出場機会を求め2020年9月にレンタル移籍でビーレフェルトへ。同クラブではリーグ戦全試合に出場し、チームトップとなる5得点を挙げるなど、ドイツの地で飛躍した。昨夏PSVに復帰した後も調子をキープし、公式戦2桁得点を記録する活躍を見せたが、堂安は今夏オランダを離れ、ドイツのフライブルクに加入することを決断した。
同クラブが堂安獲得に費やした移籍金は、クラブ史上2番目に高い850万ユーロ(約11.9億円)となっている。その堂安は、今季これまでリーグ戦32試合で5得点をマークし、アシスト数はチーム最多の6アシストを記録。第33節を終えた時点で5位につけ、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得を争っているチームで必要不可欠な存在となっている。