G大阪、連敗ストップにポヤトス監督「DF面で完璧な試合運び」安定守備とカウンター活路
◆明治安田生命J1リーグ 第15節 新潟1―3G大阪(28日・デンカS)
G大阪が新潟を3―1で下し、連敗を5で止めて8試合ぶりの勝利をつかんだ。試合後、ポヤトス監督は「DF面において完璧な試合運びができたんじゃないかと思っています。ボールを持たれる展開が続いたのですが、安定した守備で前半は守れた。後半、課題としているセットプレーでやられてしまいましたが、その後3点目を奪い返すことができ、その後はゲームをコントロールできた。重要な勝利だと思っています」と話した。順位は18位で最下位のままだが、17位湘南との勝ち点差は1に迫った。
前半2分、最前線で相手DFからボールを奪ったチュニジア代表FWジェバリのラストパスを、MF倉田秋が押し込んで先制した。クラブ在籍15年目となる34歳は、今季負傷などもあってこれが前節に続き2試合目の先発。左ウイングの位置からゴール前に進入し、21年以来2年ぶりとなる今季初ゴールを決めた。
その後は新潟にボールを支配されたが、カウンターで応戦。最前線にジェバリを残し、スペースを有効活用してチャンスをつくった。そして前半44分、カウンターからジェバリのラストパスをMFアラーノが決めて追加点。後半3分にはCKから1点を返されたが、同11分にはワンツーで抜け出したDF黒川圭介が決めて3点目を奪った。終盤にはDF三浦弦太を投入して5バックにして守り切った。