4試合未勝利に…福岡、長谷部監督が上位陣との差を吐露。横浜FMに敗戦で「悔しいが、力の差があったことは認めざるを得ない」
明治安田生命J1リーグは28日に第15節が開催され、横浜F・マリノスとアビスパ福岡が対戦した。
前節・ガンバ大阪戦で勝利を手にし、首位との勝ち点差を縮めた横浜FM。今節に勝利すれば、勝ち点差「3」で2位に浮上する。4試合ぶりの勝利を狙う福岡をホームに迎えた。
24日のルヴァンカップで、昨年7月に負った右膝前十字靱帯断裂の大怪我から復帰を果たしたFW宮市亮もベンチ入り。昨年7月16日に行われたJ1第22節サガン鳥栖戦以来、316日ぶりのJ1出場にも注目が集まる。
試合はA・ロペスの2ゴールで横浜FMが連勝を飾り、リーグ2位に浮上。福岡は4試合未勝利となった。
また、横浜FMは78分に宮市がピッチが投入され、316日ぶりのJ1復帰を果たしている。
試合後、記者会見に出席した福岡の長谷部 茂利監督は「試合の入りから2失点するまで自分たちの良さを出せませんでした。後半はビハインドがあったので、巻き返そうと選手たちは良くやってくれましたが、シュートやチャンスメイクが足りなかった印象です。これからもトライし続けたいと思います」と振り返った。
また、上位チームとの対戦に「悔しいですが、力の差があったことは認めざるを得ないです。強度はそれなりにあるとは思いますが、特に技術のところは大きな差があったと思います。ボールを扱う技術、ボールを奪う技術のところは、もっともっと高めないといけない。日によって上下があるのではなく、波をなくして基準を上げていく作業はこれからも続けていく必要があるのではないかなと感じています」と課題を明かしている。
