G大阪の今季2勝目にダニエル・ポヤトス監督が歓喜! 「今までも勝ちに値する試合が多くあったが…」
ガンバ大阪を率いるダニエル・ポヤトス監督が、8試合ぶりの白星に歓喜している。 G大阪は28日、明治安田生命J1リーグ第15節でアルビレックス新潟と対戦して3-1で勝利。開始早々の2分に倉田秋が先制点を奪取すると前半終盤にはファン・アラーノが加点する。後半早々のセットプレーから1点を返されたものの、56分には黒川圭介の得点で再び突き放した。
これにより、G大阪は連敗を「5」で止めて8試合ぶりの白星。また、最下位を脱出することはできていないが今季2勝目ともしている。新潟戦後のフラッシュインタビューに応じたポヤトス監督は、以下のように喜びを伝えている。
「ファン・サポーターの皆さん、そしてチームのために勝てたことを非常に嬉しく思います。今までも勝ちに値する試合が多くあったんですが、妙なことが色々と起きている中で勝ちに持っていくことができなかった試合が多かったと思います。そうした難しい状況の中で今日はしっかりと勝ったことは大きかったと思います。ただしひとつ勝っただけなので次の試合に向けてまた勝利をとれるように準備していきたいと思います」
この試合では新潟が71%の支配率を記録。G大阪はイッサム・ジェバリを起点としながら効率的にチャンスを作り出していった。このことについて問われたスペイン人指揮官は、意図的な戦いではなかったと明かしている。
「意図的ではなかったんですが、新潟はJリーグの中で見ても本当にサッカーをしているチームのひとつだと思いますし、そうしたところで難しい展開になった中でああいった形はあったんじゃないかなと思います」
そして、今後に向けては「一回しっかりと休んで、また次の試合のことを考えたいと思います」と笑顔で語ったポヤトス監督。1試合消化試合の少ない17位・湘南ベルマーレとの勝ち点差は「1」となっているが、ここから巻き返していくことができるのだろうか。