浦和、3発逆転でG大阪に快勝! ショルツ、大久保、安居がゴール…ACL優勝後2戦目で初白星
◆明治安田生命J1リーグ▽第13節 浦和3―1G大阪(14日・埼玉スタジアム)
浦和はホームでG大阪を3―1で下し、リーグ3戦ぶり白星を飾った。
前半23分、相手ロングボールからFWジェバリにドリブルでゴール前に進入され、右足シュートで先制点を献上。マッチアップしたDFショルツが振り切られ、失点を防げなかった。
それでも、後半42分にMF岩尾憲のスルーパスにゴール前左へ抜け出したFW興梠慎三のクロスが相手DFの手に当たり、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)検証の末にPKを獲得。ショルツが冷静にゴール左へ沈め、同点で前半を折り返した。
後半開始から伊藤敦樹と大久保智明の主力MF2人を投入後、一気に攻撃のリズムが変わった。同9分、右CKの流れからショルツの浮き球パスに走り込んだ大久保が相手と競り合って倒れ込みながら左足で決めて逆転。5分後の同14分には伊藤がペナルティーエリア手前のパスカットからシュートを放ち、GKがはじいたこぼれ球をMF安居海渡が右足で押し込んで3点目を決めた。
同27分にはGK西川周作が日本代表DF半田陸に至近距離から打たれた強烈シュートが首に直撃し、執念のセーブ。同30分にも相手FKからヘディングシュートを浴びたが、西川が冷静に防いだ。後半ロスタイムには途中出場FWカンテがダメ押しの4点目を決めたが、VAR判定で惜しくも取り消された。
1993年のJリーグ開幕節(G大阪1―0浦和、万博)と同カード。リーグ戦は4月15日の札幌戦以来となる勝利を収めた。アジア・チャンピオンズリーグで史上最多3度目の優勝後、2試合目で初白星を挙げた。