G大阪GK東口順昭、37歳の誓い「また試合に出たい」今季はリーグ出場2試合…来たるべき日に備え牙研ぐ
G大阪GK東口順昭が37歳の誓いとして、レギュラー奪還を口にした。この日、37度目のバースデー。「この年齢で、まだプレーできるのは感謝しかない。それに尽きる。ケガなく、また試合に出たい」。今季は日本代表GK谷晃生が正守護神を務め、リーグ2試合のみの出場。それでも「日々やることは変わらない」と来たるべき日に備えて牙を研ぐ。
刺激ももらった。浦和が6日にアジア・チャンピオンズリーグ制覇。再三の好セーブを見せて決勝のアル・ヒラル戦(サウジアラビア)を2試合無失点に抑えた同学年の浦和GK西川周作をみて「さすが周ちゃんという思いと、まだまだ自分もという思いになった」。西川もパリ五輪世代のGK鈴木彩艶にポジションを明け渡した時期があったが奪回。「周ちゃんも同じ状況でつかみ取った。チャンスが来たらやるだけ。パワーを溜めている」と悔しさをエネルギーに変えているという。
東口は1986年生まれ。同学年にはMF本田圭佑やFW岡崎慎司らもいる。日本サッカー界を牽引してきた世代として、まだ老け込むつもりはない。