9戦負けなし名古屋、首位・神戸と勝ち点で並ぶ！ 主将・稲垣の決勝弾でG大阪を撃破
G大阪は3連敗に
明治安田生命J1リーグ第12節の名古屋グランパス対ガンバ大阪が6日に豊田スタジアムで開催された。
ここまで5勝5分け1敗で3位に位置する名古屋と、同1勝4分け6敗で17位と苦しむG大阪が相まみえた。
J1創設当初から参戦する“オリジナル10”同士の対戦は、序盤から主導権争いが繰り広げられる。セットプレーからチャンスをつくる名古屋に対してG大阪も食野亮太郎の仕掛けを軸に先制点を狙う。だが、互いに守備陣が水際で集中した守備を継続し、なかなかゴールに迫れない。
そんな中、37分には名古屋にビッグチャンス。右サイドから稲垣祥が入れたクロスにファーサイドの森下龍矢がダイレクトボレー。的確にボールをミートさせたが、シュートはわずかにバーの上に外れて先制点とはならない。
0-0で迎えた後半も好勝負となった中、67分に試合を動かしたのはホームチームだった。右サイドで仕掛けた藤井陽也がボックス右に侵入してクロス。正面のキャスパー・ユンカーは合わせきれなかったものの、ゴール前で混戦となった中で最後は主将の稲垣が詰めて先手を取る。
その後、GKランゲラックのファインセーブもあってG大阪をシャットアウトした名古屋がそのまま1-0で勝利。4試合ぶりの白星で9戦負けなしとしたチームは、暫定ながら首位のヴィッセル神戸と勝ち点で並んだ。一方のG大阪は痛恨の3連敗でリーグ5戦未勝利となっている。
