G大阪、内容で圧倒も「大阪ダービー」は屈辱の4連敗 サポーターからは大ブーイング

◇明治安田生命J1第11節 G大阪-C大阪(2023年5月3日 パナスタ)

G大阪はまたしても宿敵の後塵(こうじん)を拝した。対C大阪戦はリーグ戦4連敗、同8試合勝ち星なし、ホームでも同4連敗。試合後は新型コロナ禍以降最多3万4517人のサポーターから大ブーイングが飛んだ。

内容は悪くなかった。いや、後半45分に限れば圧倒した。インテリオール(インサイドMF)やサイドアタッカーが相手の背後に抜け出すプレーが多くなり、1点ビハインドの後半11分には抜けだしたFW宇佐美貴史が敵陣エリア内左からクロス。FWジェバリがスルーしてMFダワンが右足インサイドで流し込んだ。MFアラーノの決定的なシュートやジェバリの惜しいシュートもあった。

だが攻勢だった時間帯に逆転できなかったツケを払わされた。後半45分、前掛かりになったところを突かれてカウンターから失点。まさかの結末に、思わず宇佐美も両膝に手をやるしかなかった。

次戦は敵地で名古屋戦(豊田ス)。厳しい戦いが続く。

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