【G大阪】大阪ダービーへ宇佐美貴史「ゴールを決めて勝てば3本の指に入る思い出深いゴールに」

ガンバ大阪は2日、翌3日にパナソニックスタジアムで行われるセレッソ大阪との大阪ダービーに向け、非公開で調整した。

今季ここまで1勝4分け5敗で17位と苦しむG大阪だが、ダービーは悪い流れを断ち切る機会と位置づける。ダニエル・ポヤトス監督(44)は、「この試合に勝ったからといって、良い流れに入れるとは限らない。でもこの試合に勝つということは、メンタル面の助けになる」。

FW宇佐美貴史(30)も「ダービーで勝つというのは、本当に勢いをもたらす」と、この一戦に特別な思いを持って臨む。19年5月に1-0で勝利した一戦を振り返り、「(倉田)秋くんが点を取って勝った時の記憶が強烈に残っている。1ゴールで勝ち点3以上の意味があった」。自身のゴールにも貪欲な主将は、「得点をつくっていくことを意識したい。明日ゴールを決めて勝つことができれば、キャリアの中でも3本の指に入る思い出深いゴールになると思う」と意気込んだ。

スタジアム周辺は早くもダービーモードだ。周辺には多くの横断幕が張られ、集まった50人超のサポーターが練習に向かう監督や選手に大声援を送った。非公開のため練習は見られないが、特別な一戦に向けて、外から声でチームを鼓舞した。

大阪ダービー初出場となるFWイッサム・ジェバリ(31)は、サポーターの声援に「心に染みた。次は僕たちがお返しする番」と奮起。続けて、「今までもビッグマッチで勝利を収めてきた実績もある。勝って大阪を青黒に染められるようにしたい」と勝利を誓った。

大阪ダービーのチケットが全席種完売。大一番には3万4000人の観客動員と予想されている。

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