中村敬斗、ビッグクラブへ移籍?「巨額の金額を突きつけられたら…」LASK幹部が売却示唆
オーストリア1部のLASKリンツでスポーツコーディネーターを務めるディノ・ブリッチ氏が、同クラブで活躍する日本代表FW中村敬斗について言及し、他クラブのオファー次第では、売却を検討することを明かした。オーストリアメディア『ノインツィヒ・ミヌーテン』が報じている。
中村は2021年8月にガンバ大阪からLASKリンツへ完全移籍すると、シーズン後半には主力に定着して公式戦37試合で12得点2アシストを記録。今季は昨季を上回る活躍を見せており、公式戦31試合で16得点8アシストをマークしている。
LASKリンツは中村が今季活躍することを見越して、昨年8月に中村の契約期間を2025年6月まで延長していた。その理由について、ブリッチ氏は「彼の強さと質の高さは知っていたので、シーズン前に2025年まで契約を延長したのだ」と説明。
リバプールなど複数のクラブが中村に関心を示していることに関しては「敬斗はオーストリア・ブンデスリーガで最もエキサイティングな株であり、最高のウイングであり、それは統計でも示されている。夏にどうなるかは、今のところ何とも言えない。もし、不道徳なオファーが来て、巨額の金額を突きつけられたら、交渉が難しいとされるスポーツディレクターのラドバン・ヴヤノヴィッチも考え直すだろう」と語り、オファー次第で売却を検討することを明かした。