【Jリーグ結果速報】ガンバ大阪また守備崩壊。鹿島アントラーズ連勝でホーム初勝利
明治安田生命Jリーグ第10節、鹿島アントラーズ対ガンバ大阪が29日19時キックオフで行われ、4-0で鹿島が快勝した。前節、連敗脱出した鹿島は、仲間隼斗と垣田裕暉が2試合連続で先発出場し連勝を狙った。一方のG大阪は前節、最下位の横浜FC相手に多くのチャンスを作りながらも勝ち切れず、今季2勝目を目指しアウェイに乗り込んだ。
前半はG大阪がボールを保持する時間が多かったが、鹿島のコンパクトな守備とプレスに苦しみ、なかなか敵陣に効果的に侵入していく事はできなかった。両チームともにシュート5本、その内枠内が3本という拮抗した数字で試合を折り返した。
後半に入るとすぐにスコアが動いた。48分、鹿島のCKからファーに流れた仲間が、左足でショートバウンドしたボールに上手く合わせて決めた。後半開始早々にセットプレーから貴重な先制点が生まれている。
さらに鹿島は64分、ピッチ中央のゾーンで仲間がボールを奪うと、鈴木優磨が起点となり一気にカウンターアタックが始まる。右サイドで抜け出した名古新太郎からの柔らかいクロスを、走り込んできた鈴木がヘッドで合わせてファーに流し込んだ。鈴木の3試合連続ゴールでホームの鹿島が追加点を挙げる。
そして試合終盤の86分と87分には途中出場の土居聖真が立て続けに得点し、さらにリードを広げて勝利を決定づけた。
鹿島は昨年の8月以来のホームでの白星で、今季初の連勝を飾った。一方、G大阪は今季3度目の4失点で、3試合勝利から遠ざかっている。