「結構熾烈な、層が厚い」城彰二がパリ五輪世代の注目DFをセレクト!J2からも2名を挙げる「すごい正確なキック」「攻撃センスがあって…」
「この世代は楽しみ。凄い」
元日本代表FWの城彰二氏が自身のYouTubeチャンネルを更新。U-22日本代表候補のDFについて語った。
【動画】城彰二がパリ行き候補のDF陣を評価。チェイス・アンリより上と断言したのは?
来年のパリ五輪出場を目ざす若きタレントについて、城氏は「この世代は楽しみ。凄い」という。
番組スタッフは最初に尚志高時代から注目度が高かったチェイス・アンリ(シュツットガルトⅡ)の名を挙げると、城氏は現状を確認できていないようだが、「伸びしろしかない」ときっぱり。駆け引きなどを磨けば「フル代表まで簡単に行くだろう。持っているポテンシャルは高い」と高評価した。
そのうえで、西尾隆矢(セレッソ大阪)のほうが良いと断言。「すごく良い選手。頭が良いし、対人も強い」と評する。
彼ら2人と同じセンターバックでは、馬場晴也(北海道コンサドーレ札幌)もピックアップ。16歳の頃から注目してきたという俊英について、「怪我がちだったけど、最近すごく良くなっている。面白い選手」と述べる。
サイドバックの選手も次々に挙げていく。
3月シリーズで日本代表に初招集された半田陸(ガンバ大阪)は、ウルグアイ戦とコロンビア戦で出番が無く「見たかったんだけどなあと、すごく思っていた」と残念がり、こう称える。
「気持ちが凄い、リーダーシップも強い。積極性は凄い。身体能力が高い選手。もっと伸びそう。頑張ってほしい」
また、畑大雅(湘南ベルマーレ)は「スピードもある。左サイドも、右もできる。対人系を得意」と見ている。
J2のクラブに所属する選手もセレクト。加藤聖(V・ファーレン長崎)は「レフティで、すごく正確なキックを武器にしている」、成瀬竣平(モンテディオ山形)は「元々、中盤の選手。攻撃センスがあって、左右どっちもできる。クロスも精度が高いし、前に行ける。面白いと思う」とコメント。
DF陣全体については「結構熾烈な、層が厚いと思う。面白い選手が多いから」と期待を寄せた。