川崎F 今季初の連勝逃し13位後退 鬼木監督「シュートなどやりきるところを求めていかないと」
◇明治安田生命J1リーグ 第7節 川崎F0ー2G大阪(2023年4月9日 パナスタ)
川崎Fは敵地でG大阪に0―2で敗れ、今季初の連勝を逃した。リーグ戦でG大阪に敗れるのは19年3月以来、8試合ぶり。相手に今季初白星を与え、順位は13位に後退した。
前半29分のCKで先制点を許すと、後半5分にも追加点を献上。追いつかなければいけない展開で、同15分にDF車屋が2枚目の警告で退場となった。さらに5枚の交代枠を使い切った同44分に、代わりのセンターバックを務めたDF田辺が左膝付近を負傷。8分間のアディショナルタイムを含めて最後は9人での戦いを強いられた。
今季公式戦全10試合での先制点献上もさることながら、パスをつないでもゴール前で怖さのない攻撃にも課題が散見。鬼木監督は「しっかりスコアを動かすための努力をし、シュートなどやりきるところを求めていかないといけない」と反省し、失点については「一瞬の隙でやられた。そこを改善し、自分も隙のところのマネジメントをしなければいけない」と話した。