川崎、パスはつながるが迫力なし、決定機も作れない G大阪に0―2で敗北
◆明治安田生命J1リーグ▽第7節 G大阪2―0川崎(9日・パナスタ)
川崎はG大阪に0―2で敗れ、今季初の連勝を逃した。
序盤からパスだけは回るものの、決定機につながるようなパスは少なく、攻撃に迫力を欠いた。前半29分にCKから失点。前節の札幌戦(4〇3)では3失点全てがヘディングだったが、この日も頭でネットを揺らされた。
後半5分には左から右へと振られ、寄せが甘くなったところをGK大阪MFアラーノに豪快に決められて0―2に。同15分にはDF車屋紳太郎が2枚目のイエローカードを受けて退場処分となった。
直後、輝けなかったMFチャナティップ、MF瀬古樹の2人を下げてDF田辺秀斗とMFシミッチを投入。攻撃時はDFラインがセンターバック2枚となる攻撃的布陣で反撃を試みたが、ゴールを奪うことはできず。同45分には交代枠を使い切った状態で田辺が負傷し、9対11の展開を余儀なくされた。さらなる失点は防いだものの、0―2で試合終了。課題が浮き彫りとなるゲームとなった。