U-22日本代表はU-22ドイツと壮絶打ち合いの末にドロー! 失点から佐藤恵允、細谷真大の2発で逆転も追いつかれる
[3.24 国際親善試合 U-22日本 2-2 U-22ドイツ フランクフルト]
パリ五輪を目指すU-22日本代表は24日、ドイツ・フランクフルトで欧州遠征の親善試合初戦・U-22ドイツ代表戦を行い、2-2で引き分けた。27日にはスペイン・ムルシアでU-22ベルギー代表と対戦する。
日本は4-2-3-1の布陣を敷き、GKは鈴木彩艶(浦和)、4バックは左からDF加藤聖(長崎)、DF木村誠二(FC東京)、DF西尾隆矢(C大阪)、DF内野貴史(デュッセルドルフ)。ボランチ2枚はMF川崎颯太(京都)とMF山本理仁(G大阪)。2列目は左からMF佐藤恵允(明治大)、MF鈴木唯人(ストラスブール)、MF山田楓喜(京都)。1トップはFW細谷真大(柏)が入った。
序盤から押し込まれる展開だった日本だが、前半40分にPKを与えて失点を喫する。しかしその3分後にすかさず同点に追いつく。前半43分、鈴木唯の左CKを西尾が逸らし、最後は佐藤が頭で押し込んで同点ゴール。前半は1-1で後半に折り返した。
後半開始早々、日本が試合をひっくり返す。後半1分に佐藤が前線で奪い切ると、PA左から折り返す。待ち構えた細谷が冷静に押し込み、2-1と逆転に成功した。だが、またしても即座にスコアが動く。日本は後半4分にサイドの突破を許してゴールを決められる。再び2-2と振り出しに戻った。
後半14分、日本は2枚替え。川崎と山田を下げ、MF藤田譲瑠チマ(横浜FM)とMF松村優太(鹿島)が投入された。同31分には4枚替え。細谷、佐藤、山本、加藤に代えて、FW西川潤(鳥栖)、FW木村勇大(京都)、MF田中聡(コルトレイク)、DF今野息吹(法政大)が入る。今野が左SB、田中は藤田とボランチでコンビを組み、2列目は左から木村、鈴木唯、松村。1トップに西川が入った。
日本は後半41分にさらに2枚替え。内野、鈴木唯を下げ、DF中村拓海(横浜FC)とMF平岡大陽(湘南)が投入された。反撃の隙をうかがいながら守勢を保った日本は、そのまま試合終了。欧州遠征の初戦は2-2で痛み分けに終わった。