26日に今季初の大阪ダービー、セレッソ小菊監督「ガンバはいつでも難敵」

サッカーJ1のガンバ大阪セレッソ大阪による今季初の「大阪ダービー」が26日、パナソニックスタジアム吹田(大阪府吹田市)で開かれる。今回はYBCルヴァン・カップ1次リーグE組第2戦での対戦。両チームは昨年のルヴァン杯1次リーグでも同組となっており、昨年の対戦成績はJ1リーグ戦も合わせてセレッソ大阪の3勝1分け。公式戦の通算では今回が59度目の大阪ダービーで、ガンバ大阪が27勝11分け20敗と勝ち越している。

22日に舞洲(大阪市此花区)での練習を公開したセレッソ大阪の小菊監督は「今後に前進していくために少しトライしたいなという部分はある。見極めながらやっていきたい」とチームの状況を分析。スペイン人のポヤトス監督が指揮を執る今季のガンバ大阪の印象については「ボール保持、攻撃の組み立てのところで特徴があると思うし、選手も(昨年とは)かなり入れ替わっている。リーグは未勝利だが、内容のところはいいサッカーをしていると思う」と警戒した。その上で「ガンバはガンバ。いつでも難敵。昨年のように、勝てばチームが勢いに乗って成長し、団結する試合になる。非常に重い一戦になる」と引き締めた。

また、12年半ぶりにセレッソ大阪に復帰した元日本代表MF香川も練習後の囲み取材に応じ、40歳を迎える来季もアイントラハト・フランクフルト(ドイツ)で現役を続行することを明らかにした元日本代表主将、長谷部誠について、「比べることではないので…」と断りつつ、「過去に例を見ない選手だと思うし、それだけのリスペクトを持つべき選手。ああいう年齢でもやれるというのは、僕は割と近いところで見てきて、感じるものはたくさんある。自分は自分のやることをしっかりとやっていきたい」と話した。

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