日本代表初招集のG大阪DF半田陸 次世代の右SB、練習で三笘薫との1対1も「すごく楽しみ」
初の日本代表入りを果たしたG大阪DF半田陸(21)が17日、大阪・吹田市内の練習場で取材に応じた。パリ五輪世代を飛び越えてのA代表入りに「うれしかったですけど、ここ(G大阪)にきて、なかなかいいパフォーマンスを出せていないので、びっくりしました」と語り、控えめに喜んだ。
今季J2山形からG大阪へ移籍し、開幕からリーグ戦は4試合中3試合で先発。12日の広島戦では積極的な攻撃参加も見せ、チームへのフィットは進んでいるが、チームが開幕から2分け2敗といまだ未勝利。17位と低迷する中で迎える、18日のホーム・札幌戦(パナスタ)に向け「明日絶対に勝たないといけない」と意気込んだ。
日本代表の右サイドバック(SB)は、カタールW杯に出場したDF酒井、山根が今回はともに選外。半田はDF菅原、橋岡といった欧州でプレーする右サイドバック(SB)とのポジション争いに挑むが「たくさんの選手からいろいろと吸収したい。その中でも全員がスタメンを、という思いでやると思う。僕もそのひとりです」と話した。
またトレーニングでは、日本を代表するドリブラーで、左サイドを得意とするブライトンMF三笘薫とマッチアップする可能性も。「練習中もよりレベルの高い攻防になる。たくさんのことが学べると思う。すごく楽しみにしています」とうなずき、飛躍的成長のきっかけとすることを目指していた。