Ｇ大阪の日本代表ＦＷ宇佐美貴史（２３）が５日、大阪・吹田市内で非公開練習を行い、広島の第２ステージ（Ｓ）優勝阻止を誓った。

７日は本拠でのリーグ広島戦。相手は条件次第で第２Ｓ制覇の可能性がある。宇佐美は「万博もラストイヤー。その万博で優勝を決められるのは不愉快」と闘志をむき出しにした。

１０月３１日のナビスコ杯決勝・鹿島戦では０－３と完敗。試合後の表彰式ではメーンスタンドで喜ぶ鹿島の選手を見ずに、相手サポーターを見つめていた。 「直視したくなかった。相手のサポーターが喜んでいる姿を見ていた方が、気持ち的に効くかな、と思った」。悔しい気持ちは勝利でしか晴らせない。「２試合 連続で優勝を決められないようにしたい。（リーグ戦）残り２つ勝ちたい」と、目をぎらつかせた。