次世代の右サイドバックが初選出 21歳G大阪DF半田陸「すごくびっくり」 酒井宏は選外
G大阪DF半田陸(21)が、初の日本代表入りを果たした。今季J2山形からG大阪に加入。リーグ戦4試合中3試合で先発し、初挑戦となるJ1でも持ち味の対人プレーでの力強さなどを発揮しつつある右サイドバック。パリ五輪を目指すU―23日本代表の中心としても期待がかかる逸材は、クラブを通じ「ずっと目指していたところなので、日本代表に選んでいただいてすごくうれしいです。ガンバで試合に出続ければ代表にもつながるとは考えていましたが、まだ満足いく結果を残せていない中ではあるので、すごくびっくりしています」などとコメントした。
森保監督は半田について「いい守備からいい攻撃につなげる、我々がW杯で勝っていくためにやらなければならない守備の部分で強度を発揮できて、攻撃につなげられる選手」と評価。右サイドバックではカタールW杯に出場した酒井宏樹(32)=浦和=、山根視来(29)=川崎=が招集外に。代わってDF橋岡大樹(23)=シントトロイデン=、菅原由勢(22)=AZ=と欧州でプレーする若手が招集された。ふたりとポジションを争う半田は「代表チームには経験を持ったサイドバックの選手がいるので、プレーやいろいろな話を聞きながら自身も成長していきたいですし、様々なタイプのウイングと練習でも対峙をすると思うので、すごく楽しみです。ガンバを代表して頑張ってきます」と語った。



