G大阪は連敗で17位転落 今季2点目のMF宇佐美貴史は右太もも負傷で精密検査へ

明治安田生命J1リーグ 第4節 G大阪1―2広島(12日・パナスタ)

G大阪は後半ロスタイムに与えたPKによる失点で広島に1―2と敗れ、2連敗で17位に転落した。同点ゴールを決めた元日本代表MF宇佐美貴史は、同40分に右太ももを痛めて途中交代。13日以降にMRI検査を受けることになり、次節以降の出場が危ぶまれる状況となった。

1点を追う後半25分、左サイドでFW福田からのパスを受けた宇佐美が自ら仕掛けて右足を振り抜き、今季自身2点目となる同点ゴールを奪った。その後もキレのある動きをみせ、同40分には中盤からFW鈴木に決定的なスルーパスを通すなどチャンスに絡んだ。広島・スキッベ監督からも「特に後半、7番の宇佐美選手はドイツでも実力を示したとおり、すばらしい選手だった」と名指しで絶賛されたほどのプレーだった。

しかし負傷交代後、チームは後半ロスタイムに自陣でのミスからPKを与えて敗戦。ポヤトス監督が就任後、リーグ戦は2分け2敗と未勝利だ。宇佐美は「まず相手にひとつ(得点を)プレゼントしていたら話にならない。集中しているつもりでしたけど、自分たちで自分たちの首を絞めている」と前半2分の失点を反省。さらに同点後「もう一個加速しないといけなかった」と2点目を奪えなかったことも敗因に挙げた。一方で「まだ4試合。これで自分たちのサッカーに疑問を持ってはいけない」と語り、ポヤトス新監督の下で構築しているスタイルを継続することを重要視していた。

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