G大阪・ポヤトス監督、先発選びに苦心「すべてはガンバのため」12日・ホーム広島戦
G大阪のダニエル・ポヤトス監督が11日、広島戦(12日・パナスタ)に向けて取材に応じた。8日のルヴァン杯・京都戦では、リーグ戦から先発7人を入れ替えて就任後、初勝利。指揮官は「私のマネジメントの考え方は、いいパフォーマンスをしている人を起用すること。それが全体のパフォーマンスにつながる。決断は難しく苦しむが、すべてがガンバのためになる」と語った。
京都戦ではインサイドハーフで起用されたMFアラーノや山本理仁が好プレーを見せ、左ウイングのFW福田も2得点に絡む活躍を見せた。また、リーグ戦では22歳のGK谷にポジションを譲っていた36歳のGK東口も好プレーを見せた。ポヤトス監督は競争の激化を歓迎し「正しく基準を持って選んでいきたい。選手がいい状態のときも良くないときもあるので、そこを見極めること。さらに相手ありき、でもある。各チームがどうアタックしてくるかを分析し、そのタイプに合った選手を選んでいく、という点もある」と話した。
強度の高いサッカーを展開する広島に対し「ビルドアップも含め、どこにスペースがあるのかを認識することが大事だと思っています」と語る指揮官。負傷で起用できない選手も出始めているが、今季リーグ戦初勝利に向け、対広島のベスト布陣を模索していく。