G大阪 攻撃陣にケガ人抱え不安もポヤトス新監督「全員を信頼している」
J1G大阪は16日、大阪府吹田市で非公開練習後、ダニエル・ポヤトス監督が取材に応じた。FW鈴木武蔵(29)や新加入のチュニジア代表FWジェバリ(31)、MF杉山直宏(24)らがコンディション不良で攻撃陣に不安を抱える中、18日開幕の柏戦(三協柏)に臨む。
「ジェバリは時間が必要。武蔵、直(杉山)はグラウンドに戻ってきている」と監督は説明。台所事情は苦しいが「自分たちのメンバー全員、信頼している。一人が欠けても影響を受けないよう全員がやるべきことをやる」と前を向いた。
新加入のイスラエル代表MFネタ・ラヴィ(26)への評価は高く「メンタリティーをすごい持っている。リーダー性が強い。チームが苦しい状況で出てくれる」と、救世主として期待がかかる。
昨季までJ2徳島を指揮し、初めてJ1監督として迎える開幕。「わくわくしている。チームはボールの動かし方、アイデア、(戦術の)理解度は進んでいる。ビッグクラブとして近年は難しい状況だけど『自分たちのやるべきことを信じよう』と選手に伝えてきた」と、昨季15位からの巻き返しに自信を見せた。