J1リーグは5月10日、第1ステージ・11節の9試合を開催。エディオンスタジアム広島では広島対G大阪が行なわれ、G大阪がリンスの決勝弾で広島を1-0で破った。

試合は立ち上がりから広島がペースを掴んだ。1分に柴崎がクロスバー直撃のヘディングシュートを放つなどチャンスを作り出すが、ゴールネットを揺らすには至らない。G大阪に付け入る隙を与えず、さらに好機を掴んだものの決め手を欠いて0-0で前半を折り返した。

後半に入ると、G大阪も宇佐美が前線で起点となってチャンスを作り出す。そして60分にはFKからリンスが頭で押し込み、G大阪が先制点を奪った。

先制された広島は柏、ドウグラスらがチャンスを作り出したものの、フィニッシュの精度を欠いた。G大阪の7本に対し、広島は18本ものシュートを浴びせたが、最後までゴールは奪えず。結局、1-0でG大阪が敵地で勝利を飾った。

G大阪は勝点を22に伸ばし、3位に浮上。一方の広島は連勝が5でストップし、消化試合でひとつ少ないG大阪と同じ勝点22で、4位となっている。