G大阪FW鈴木武蔵、サングラス姿で練習「みんなにダービッツみたいと…」目の保護目的

G大阪FW鈴木武蔵(28)が、今季の目標をJリーグでの自己最多ゴール(13得点)の更新に定めた。22日、チームは沖縄キャンプで公開練習。昨季は夏に加入したが、負傷などもあって1ゴールと不完全燃焼に終わったストライカーは「これまで13得点(札幌時代の19年)がマックスなので、それ以上取れたらいいな、と考えています」と明かした。

鈴木は今キャンプ、サングラス着用で練習に参加。キャンプ前の練習で左目にボールが当たり、視力の低下や光をまぶしく感じるなどの症状が出たため、保護のために沖縄県内で購入した。あくまで一時的な措置で開幕までには外す予定だが、サッカー界ではかつてオランダ代表MFダービッツが、緑内障の手術後に目の保護を目的にスポーツ用ゴーグルを着用してプレー。「みんなにダービッツみたいと言われます」と笑った。

現在はポヤトス新監督から求められるセンターFWとしての役割を吸収している最中だ。「(攻撃時は)なるべく(味方に)寄り過ぎないことであったり、動きすぎない、というところは要求されています。守備ではプレッシャーのかけ方も(昨季とは)少し違う。ボールを奪った後の切り替えは、練習からの意識付けが一番大事。それが今できつつあるので、本番でもいい切り替えから素早い攻撃ができれば」。新たなスタイルに順応しようと、多くを学んでいる。

今季は背番号も昨季の45から9に変更。「シンプルに好きな番号なので」と、ストライカーの象徴と言えるナンバーを背負う。「監督も変わりサッカーのスタイルも変わりましたけど、もっと突き詰めていけば、強いガンバになれるという感触がある。その中で自分が中心になって活躍したい」。チュニジア代表FWジェバリらとのポジション争いを制し、真価を発揮するシーズンとすることを誓っていた。

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