元日本代表の藤本淳吾が引退会見「心残りはチームでタイトル取れなかったこと」06年J新人王

サッカーの元日本代表で現役引退を表明したMF藤本淳吾(38)が12日、都内で引退会見を行った。12月27日に、今季限りで現役を引退すると発表していた。

スーツ姿の藤本は「選手として17年間、強化指定を含めて2005年、2006年から昨シーズンまでやらせていただいて、本当にいろんなチームに行かせていただいて、いい勉強になったことがたくさんあって、本当に自分らしいサッカー人生を送ることができたなと思っています。

ここまで長くプレーをし続けられたのも、僕の家族、特に子どもたちも妻も、支えてもらって、ここまでやれたのかなと思います。本当に楽しいサッカー人生で、心残りとしてはチームとしてタイトルを取れなかったこと。どの大会も2位で終わったことが悔しかったな、というのが一番ですね」などと話した。

桐光学園(神奈川)から筑波大をへて清水エスパルス入りし、06年にJリーグの新人王に輝いた。

名古屋グランパスに移籍し、その後、下部組織で育ててもらった横浜F・マリノスや、ガンバ大阪京都サンガでもプレー。相模原でも奮闘した。

清水で10年、名古屋で11年にJリーグのベストイレブンに選出された。J1通算は328試合54得点。

日本代表でも国際Aマッチ通算13試合1得点。11年アジア杯のメンバーとして、日本の優勝にも貢献した。

左足からの正確なキックが武器で、その魅力的なプレーぶり、フランクな人柄も含め「ジュンゴ」と、多くの人から慕われた。

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