日本代表歴代スタメン&フォーメーション(9)緊急登板! ぶっつけ本番でW杯へ。ベテラン外しも

日本代表は1998年のフランス大会でワールドカップに初出場し、2022年のカタール大会まで7大会連続出場を果たし、決勝トーナメントに4度進出している。その間、日本代表はどのような布陣で戦ってきたのか。主に使われてきたフォーメーションを監督ごとにまとめ、その変遷を振り返る。

西野朗

在任期間:2018年4月~6月

主な戦績

2018年 FIFAワールドカップ:ラウンド16敗退

2か月後に迫ったワールドカップ本大会に向け、技術委員長だった西野朗が解任されたヴァイッド・ハリルホジッチ監督の後任に据えられた。1996年のアトランタ五輪でU-23日本代表を率いた経験があり、ガンバ大阪ではアジア王者に輝いた経験もある。2016年には日本サッカー協会の技術委員長に就任し、ハリルホジッチを支える立場だった。

日本代表は5月30日に親善試合を行い、メンバー発表はその翌日に行われた。前体制ではコンスタントに起用されていた浅野拓磨井手口陽介が落選となっている。

直前合宿で行われた強化試合は1勝1敗。ワールドカップ本大会は4-2で勝利したパラグアイ代表戦のメンバーが中心となった。中盤は長谷部誠と柴崎岳が並び、2列目には原口元気、香川真司、乾貴士という組合せ。本田圭佑と岡崎慎司はベンチスタートとなった。

コロンビア代表戦は開始早々に相手選手が退場となり、PKを香川が決めて先制。一度は追いつかれたが、勝ち越して初戦を取った。セネガル代表に引き分け、ポーランド代表には0-1で敗れたが、僅差の2位で決勝トーナメント進出が決定した。ベルギー代表戦は原口元気と乾貴士のゴールで2点を先行したが、後半に3失点を喫して敗北。3度目の決勝トーナメントでも、ベスト8の壁を越えることはできなかった。

●基本フォーメーション(ロシアワールドカップ)

▽GK

1 川島永嗣

▽DF

19 酒井宏樹

22 吉田麻也

3 昌子源

5 長友佑都

▽MF

7 柴崎岳

17 長谷部誠

8 原口元気

10 香川真司

14 乾貴士

▽FW

15 大迫勇也

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