G大阪は鹿島と対照的に余裕 長谷川監督は「時々ボケようかなと思ったり…」 産経新聞 10月30日(金)21時47分配信

これが3冠王者の風格だろうか。2大会連続で決勝に臨むG大阪の長谷川監督は「去年は結構ガチガチだった。今は真面目に受け答えしているけど、時々ボケよ うかなと思ったり…。大阪3年目でやばい傾向かな」。記者会見で報道陣を笑わせた指揮官を筆頭に、選手たちもリラックスムードを漂わせた。

鹿島とは今季、リーグ戦で2戦2勝。それでも指揮官は「決勝は一発勝負。リーグ戦とは全く違う」と引き締めた。国内最多となる16ものタイトルを積み上げた鹿島に対し、気の緩みはない。

昨年の決勝では、広島に2点を先取されながら逆転勝ち。ナビスコ杯制覇で弾みをつけ国内3冠を果たした。丹羽は「この試合はリーグ戦と天皇杯に影響して くる。しっかり取りたい」と強調。エースの宇佐美は「こういう舞台で(得点を)取ってきた自負がある」と自信をのぞかせた。

アジア・チャンピオンズリーグ準決勝で敗れ、アジア制覇の夢こそついえたが、2年連続の国内3冠への可能性は残している。その第一関門に挑む。

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