今季出場ゼロの井手口陽介、1月にセルティック退団か。現地紙が「SA-YO-NARA」「日本復帰の選択肢を提示される」と報道

新天地候補には…

井手口陽介の海外挑戦は、またしても道半ばで終わってしまうのか――。

現地紙『THE SCOTTISH Sun』が「SA-YO-NARA セルティックは1月にヨウスケ・イデグチを放出し、新戦力獲得のためのスペースを確保する用意がある」と題した記事で、退団の可能性を報じている。

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26歳のMFは、18年1月にリーズ(当時イングランド2部)へ移籍。ビザの関係などから同シーズンはクルトゥラル・レオネサ(スペイン2部)へ、翌シーズンはグロイター・フュルト(ドイツ)へ期限付き移籍したが、いずれのクラブでも成功は収められず。結局リーズでは1試合も出場せず、19年8月にガンバ大阪に復帰していた。

それでも再びJリーグで活躍を続け、昨冬にセルティックに加入。今度こそはと欧州へカムバックするも、1年目の出場は6試合のみで、先発はたったの1試合だった。迎えた今シーズンも開幕から故障で出遅れ、ここまで公式戦への出場はゼロ。非常に厳しい立場に置かれているなかでの今回の報道だ。

『THE SCOTTISH Sun』は「1月に日本へ戻るという選択肢を提示されるようだ。イデグチはセルティックでのこの12か月間、怪我に悩まされた日々を過ごしてきた。いくつかのJリーグクラブが彼の状況を監視しており、来月に動くことが可能だ」と伝えている。

「イデグチはガンバ大阪からサインして以来、わずか1回の先発出場と序列が低い。カラム・マクレガー、レオ・ハタテ(旗手怜央)、マット・オライリー、アーロン・ムーイ、デイビッド・ターンブル、オリバー・アビルドゴーが前にいるのだ。セアド・ハクサバノビッチも、ボスのアンジェ・ポステコグルーにその辺りで起用されてきた。イデグチは怪我に見舞われ、今シーズンは1分もプレーしていない」

そのうえで具体的な新天地候補に関しては「ガンバ大阪はイデグチにとって3度目となる加入に前向きなようだが、名古屋グランパスも興味を示すかもしれない」と説明している。

前横浜F・マリノス指揮官ポステコグルーが率いるスコットランド王者には現在、井手口と旗手のほかに、古橋亨梧と前田大然も在籍。先日にはヴィッセル神戸から小林友希の加入も新たに発表されたが、日本人クインテットは誕生しないかもしれない。

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