セルティックMF井手口陽介は2度目の海外挑戦も1年で帰国か、G大阪や名古屋が興味と現地報道

セルティックのMF井手口陽介(26)だが、2度目の海外挑戦も1年で終わる可能性が高まっているようだ。スコットランド『サン』が伝えた。

ガンバ大阪の下部組織出身の井手口は、トップチームに昇格すると頭角を表し、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の下では日本代表に選出。ロシア・ワールドカップ(W杯)最終予選では豪快ミドルを決めるなど、活躍を見せた。

2018年1月にリーズ・ユナイテッドに完全移籍。そのままスペインのクルトゥラル・レオネサへレンタル移籍すると、2018年8月からはドイツのグロイター・フュルトへとレンタル移籍する。

しかし、ケガなどの影響もあり1度目の海外移籍は成功したとはいえず、2019年8月にG大阪に復帰。再びJリーグでプレーすると、2022年1月には2度目の海外挑戦となるセルティックへと完全移籍した。

FW古橋亨梧、MF旗手怜央、FW前田大然と共に、アンジェ・ポステコグルー監督の下で大きな期待をかけられた井手口だったが、ここでも早々と負傷。復帰後も出番がないと、今シーズンはプレシーズンで良い状態を見せていたものの、開幕前にコンディションを落とすと、チャンピオンズリーグ(CL)の登録メンバーから外される事態に。リーグ戦、カップ戦でも3度ベンチに入ったが、出場は1度もなかった。

セルティックの中盤は競争が激しく、『サン』の見立てでは、8番手という状況。他のポジションの選手も入ってきており、実質出番が回ってくる可能性は低い状況だ。

ポステコグルー監督はその才能を高く評価する一方で、移籍後はケガが絶えず、今季も足首を含めた足のケガでプレーができず、移籍する可能性が高まっているという。

『サン』によれば、古巣のG大阪や名古屋グランパスなど複数のJリーグクラブが興味を持っているとのこと。1月に入り動きがあると予想している。

セルティックはカタール・ワールドカップ(W杯)を戦ったフェレンツヴァーロシュのチュニジア代表MFアイサ・ライドゥニ(25)の獲得を狙っているという報道もあり、井手口の立場はますます厳しいものになりそうだ。

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