◇２日　サッカーＷ杯カタール大会　１次リーグＨ組　韓国２―１ポルトガル（アルラヤン）

【写真複数】韓国の美女サポーター

韓国が終了間際の決勝点でポルトガルに辛勝し、劇的な１次リーグ突破を果たした。ベント監督が前戦の退場処分によって母国との決戦にベンチ入りできなかったが、０ー１から逆転勝ち。オーストラリア、日本に続く、アジア勢として３カ国目の決勝トーナメント進出に成功した。韓国の１６強入りは３大会ぶり２回目。最終順位は１位ポルトガル、２位韓国となった。

試合は開始早々に動いた。前半５分にポルトガルがあっさりと先制。縦パスから右サイドを崩しての折り返しをオルタが右足ダイレクト弾でたたき込んだ。

勝たなければ敗退が決まる状況だった韓国は前半のうちに試合を振り出しに戻した。かつてＦＣ東京やＧ大阪などでプレーした３２歳のＤＦ金英権が同点の一発。左ＣＫのこぼれ球に反応し、体をうまく倒しての左足シュートで蹴り込んだ。そして、迎えた後半ロスタイム。黄喜燦が孫興民のラストパスを右足で決め、歓喜の１次リーグ勝ち抜けをもたらした。

韓国は、ブラジル、スイス、セルビア、カメルーンからなるＧ組の１位と、ポルトガルはＧ組の２位と決勝トーナメント１回戦で対戦する。（写真はAP）

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