【J1名古屋】MF阿部浩之が湘南へ完全移籍 「満員の豊スタで自分のチャントを聞けなかったことが心残り」
名古屋グランパスは30日、MF阿部浩之(33)が湘南へ完全移籍すると発表した。今年7月から湘南へ期限付き移籍していた。
阿部は奈良県出身。関西学院大卒で、G大阪、川崎をへて2020年に名古屋に加入し、27試合出場4得点でアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得に貢献した。昨季はけがに泣き、今季も途中出場が中心となっていたが、4月6日の湘南戦(豊田ス)では、PKから501日ぶりの得点を挙げ、チームを勝利に導いていた。名古屋で51試合出場5得点、J1通算で249試合出場46得点。
四隅を射抜くシュートやアイディアが光るパスセンスで、G大阪では国内タイトル三冠、川崎ではリーグ連覇した優勝請負人。クラブを通じ「満員の豊田スタジアムで自分のチャントを聞けなかったことが心残りです。2年半ありがとうございました」とコメントした。



