G大阪、フランクフルトに逆転勝ち 決勝弾の山本悠樹は来季へ誓い「強いガンバを取り戻していかないと」

◆親善試合 G大阪2―1フランクフルト(19日・パナソニックスタジアム吹田

J1・G大阪は日本ツアー中のドイツ1部フランクフルトと親善試合を行い、2―1で逆転勝ち。リーグ戦で低迷したシーズンの最後を勝利で締めくくった。

前半17分、19歳MF中村仁郎がドリブルから右足シュート。同18分には右からのクロスに元日本代表FW鈴木武蔵が頭で合わせたが相手GKの好守に阻まれた。好機を決めきれずにいた同38分、自陣でパスを奪われたことをきっかけにフランクフルトに先制点を献上した。

得点が遠かったG大阪だが、途中出場の選手たちが流れを変えた。後半36分、味方のスルーパスに抜け出したFW山見大登がPKを獲得すると、自ら決めて同点。同42分には山見と同じく後半から出場したMF山本悠樹が右足ミドルを突き刺した。

終盤の連続得点に、8月から指揮を執った松田浩監督は「勝利で締めくくれたことは非常にうれしい。サポーターに感謝の気持ちを表す意味でも良い試合ができた」と納得の表情。決勝ゴールを決めた山本悠は「周りに感謝したいです」とはにかんだ。今季、リーグ15位に終わったチームはJ2自動降格圏をさまようなど苦しんだだけに「強いガンバを取り戻していかないといけない」と巻き返しを誓った。

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