G大阪がEフランクフルトに逆転勝ち…松田監督「ハードワークに感謝」

サッカーのドイツ1部リーグで元日本代表主将の長谷部誠が所属するアイントラハト・フランクフルトが19日、パナソニックスタジアム吹田(大阪府吹田市)でJ1のG大阪と親善試合を戦い、1-2で逆転負けを喫した。

Eフランクフルトは前半38分、トゥタのミドルシュートで先制。その後も押し込む展開をつくったが、大幅にメンバーを入れ替えた後半途中からG大阪の反攻に遭った。後半36分に山見にPKを決められて同点とされると、42分には中盤でボールを回されてフリーとなった山本に勝ち越しゴールを許した。故障明けの長谷部は後半29分から守備的MFの位置で出場した。

「60~70分まではいいゲームをつくって、試合をコントロールしていた。若い選手を多く投入して負けたが、いい経験になったのではないか」とグラスナー監督。「けがをして5、6週間で、(回復具合)は60~70%」と自身の状態を説明した長谷部は「サッカーは100%でプレーできなければ、相手にやられるのを学んだ」と話した。

一方、決勝ゴールを挙げたG大阪の山本は「フリーでボールを受けられたのはたまたま。周りに感謝したい」。今季最終戦を白星で飾った松田監督は「選手のハードワークに感謝したい。ゴールを目指す姿勢をある程度体現できたかなと思う。せっかくの機会、(若い選手は)きょう感じたものをしっかり覚えていてほしい」と注文をつけた。

Eフランクフルトは16日に長谷部の古巣のJ1浦和と戦い、2-4で敗れていた。

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