J2徳島ポヤトス監督にG大阪からオファー
サッカーJ2徳島ヴォルティスのダニエル・ポヤトス監督(44)に、J1のG大阪から来季監督の就任オファーが来ていることが11日、分かった。一方、徳島は10月にポヤトス監督に続投を要請し、交渉を進めている。ポヤトス監督は取材に対し、G大阪のオファーを認めた上で「まだ何も決めていない。(両クラブのどちらの要請を受けるか)いろいろと考えて自分の将来を決めたい」と述べた。
ポヤトス監督によると、数日前にG大阪から徳島のクラブに監督就任の話があったという。G大阪は今季、J2降格圏の17位に低迷したため8月中旬に片野坂知宏監督を解任。コーチから後任監督に就いた松田浩氏の下、最終節で残留を決めたものの、15位でシーズンを終えた。
スペイン人のポヤトス監督は、徳島が7年ぶりにJ1に昇格した2021年に就任。同年は17位に終わり、J2に降格した。今季は前半戦を16位で折り返した後、後半戦は19戦負けなしのクラブ新記録を打ち立て、最終節で山形に敗れて8位に終わったものの、最後までJ1参入プレーオフ(PO)進出の可能性を残した。
徳島の関係者によると、ポヤトス監督はクラブが掲げる「アグレッシブで組織的なサッカー」をチームに浸透させるなどしたとし、シーズン中の10月上旬に続投オファーを出していた。



