松田采配ズバリ!G大阪は食野&パト弾で残留圏15位浮上
◇明治安田生命J1リーグ第33節 G大阪2―0磐田(2022年10月29日 パナスタ)
松田采配がズバリ的中した。G大阪は磐田に2―0で勝利。2連勝で、J2自動降格圏17位を脱出し、J1残留圏15位に浮上した。
互いに残留を懸けた1戦。前半は膠着(こうちゃく)状態が続いた。だが松田浩監督が後半14分にFWパトリックとMF食野亮太郎を同時投入すると、一気に動きが出てきた。
まずは食野だ。21分にゴール前中央でパスを受けると、代名詞の“仕掛け”から左足を振り抜いた。相手DFの股下を抜いてゴール右隅に流し込んだ。28分にはパトリックだ。ゴール前に上がったボールを右足オーバーヘッドシュート。執念が宿った1発を叩き込んだ。途中出場の2人が大一番で大仕事だ。
今季リーグ最終戦は敵地・鹿島戦(11月5日)。今季初の3連勝で自力残留を決める。