今すぐ行くべき!? 海外クラブに推薦したいJリーガー5人(3)急成長! 絶大なポテンシャル、190cmの巨人

今や日本人選手の海外移籍は珍しいことではない。最近でも田中聡に本間至恩上田綺世らがJリーグから世界へと羽ばたいていった。そんな彼らに続くのは、果たして誰なのだろうか。今回は、海外のクラブでも十分に通用しそうな実力を持つJリーガーを紹介する。

GK:谷晃生(たに・こうせい)

生年月日:2000年11月22日

所属クラブ:湘南ベルマーレ

2022リーグ戦成績:29試合34失点

ガンバ大阪では東口順昭の存在もあり定位置を確保できなかったが、2020シーズンより所属する湘南ベルマーレで逞しく成長。昨夏の東京五輪(東京オリンピック)では正守護神を務めてチームをベスト4に導くハイパフォーマンスを披露し、その後A代表にも招集されるなど、名実ともにJリーグ屈指のGKとなった。現在22歳と、今後のさらなる成長が楽しみな選手の1人だ。

190cmという海外のトッププレーヤーと比べても見劣りしない体格を持っているのが大きな魅力。セービング技術はもちろん高いが、とくにストロングポイントと言えるのが、長い手を生かしたハイボール処理と守備範囲の広さである。足元の技術も試合を重ねるごとに向上している印象を受け、より多くのスキルが求められる現代型GKとしての完成度は高いと言っていいだろう。

GKは一度でも2番手以下になってしまうとレギュラー奪取が難しい。それゆえ移籍にはかなりのリスクが伴うのが現実だが、いま持つスキルをさらに磨き上げるためにも、やはり海外でガツンと勝負してほしいところ。日本代表の将来を担い得る若者は、ぜひGK大国ドイツなどに推薦したい人材だ。

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