G大阪MF倉田秋、出場機会減でもJ1残留へ貢献誓う「自分がバチバチとやれば…」…公開練習

G大阪は18日、大阪・吹田市内で公開練習を行った。2試合を残して16位とJ1残留争いの真っただ中にあるが、前節8日の横浜M戦では2―0と勝利したこともあり、選手たちは明るい表情も見せながら、ミニゲームなどのメニューに取り組んだ。主将のMF倉田秋(33)は「勝って中断期間に入ることができたので、チームの雰囲気は悪くない」と明かした。

チームはシーズン途中に松田浩監督が就任後、3勝2分け2敗。片野坂前監督の下では主力としてプレーしていた倉田は出場機会が激減し、ベンチ外となる試合も増えているが「やることは変わらない。メンタル的には強くなっていると思うし、(気持ちは)揺れていない。練習も、紅白戦でも、100パーセントでやる。自分がバチバチとやれば、若い選手ももっとやらなあかん、という空気をつくれると思う」と語る。

同じく出場機会を失っている若手には「出ていても、出てなくても、やり続けろ。やった奴は、絶対に生き残っていくから」と語りかけることもあるという。自身はプロ入りした2007年から3年間は出番をつかめない時期も過ごした。その後J2千葉、C大阪への期限付き移籍を経て、12年に復帰後は中心選手に成長。長きにわたりチームを支えてきた在籍14年目の最古参は「このチームが好きやから」と、どんな形での貢献もいとわない覚悟を示していた。

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