【G大阪】健太監督、ACLを総括「補強も含めて色々考えていく必要」 スポーツ報知 10月22日(木)19時42分配信

21日のACL準決勝で中国王者・広州恒大に敗れ決勝進出を逃したG大阪の長谷川健太監督(50)が22日、アジアでの戦いを総括した。「(広州恒大と) そこまで差はなかったと思う。でも日本のクラブがさらに上に行くためには、今後は補強も含めて色々考えていく必要はある」と08年のG大阪以来、Jクラブ がACL優勝に届かない現状を分析した。

広州恒大は豊富な資金力を生かして獲得した元ブラジル代表MFパウリーニョを始め、FWリカルド・グラル、FWエウケソンと、3人のセレソン経験者を擁 していた。指揮官は「世界は広い。ブラジル代表級とは言わないまでも、その少し下ぐらいの選手は考えていく必要はある」と提言。今後、Jクラブが中国クラ ブに対抗する上で、質のいい助っ人選手を探す必要性を力説した。

さらに「若い日本の才能ある選手を(Jクラブに)残していく必要もある」と指揮官。現在、中国人選手は欧州でプレーする選手が少なく、中国代表の中心選 手が広州恒大など国内のビッグクラブに集結。一方、日本は代表クラスの選手たちの大半が欧州クラブでプレーしていることも、Jクラブがアジアで勝てない要 因の一つに挙げた。「すぐに来年解決するような問題ではないけど、日本のクラブがACLで勝つためには考えていかないといけない」と肌で感じた課題を口に していた。

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