鎌田大地の”冷静沈着弾”に三笘薫の鋭いドリブルシュート!日本代表、アメリカを2-0で下す
サッカー日本代表は9月23日、キリンチャレンジカップ2022でアメリカ代表と対戦。2-0で勝利を収めた。
日本は4-2-3-1でスタート。GKは権田修一(清水エスパルス/FC東京U-18出身)、DFは冨安健洋(アーセナル/アビスパ福岡 U-18出身)、酒井宏樹(浦和レッズ/柏レイソルU-18出身)、中山雄太(ハダースフィールドタウン/柏レイソルU-18出身)、吉田麻也(シャルケ04/名古屋グランパスU-18出身)。
中盤に遠藤航(VfBシュツットガルト/湘南ベルマーレU-18出身)、守田英正(スポルティング/金光大阪出身)、伊東純也(スタッド・ランス/逗葉出身)、鎌田大地(アイントラハト・フランクフルト/東山出身)、久保建英(レアル・ソシエダ/FC東京U-18出身)。
そして1トップに前田大然(セルティック/山梨学院高等学校出身)が並んだ。
日本は立ち上がりから伊東のドリブルや久保のパスでチャンスを作り出す。すると24分、守田のパスをペナルティエリア左で受けた鎌田がダイレクトで冷静沈着にゴール右へと流し込む。一度はオフサイドの判定で取り消されたものの、VARのチェックでゴールが認められ、日本は先制に成功する。
後半、森保一監督は酒井に代えて伊藤洋輝(VfBシュツットガルト/ジュビロ磐田U-18出身)、前田に代えて町野修斗(湘南ベルマーレ/履正社出身)、権田に代えてシュミット・ダニエル(シントトロイデンVV/東北学院出身)を投入。
後半最初の決定機は日本。65分、左サイドでボールを受けた鎌田が相手DF1人をかわして右足を振り抜く。ゴール右下を狙ったシュートはGKマット・ターナーに防がれるが、追加点の匂いを漂わせた。
より攻勢が強まったのは68分以降。伊東に代わって堂安律(フライブルク/ガンバ大阪ユース出身)、久保に代わって三笘薫(ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC/川崎フロンターレU-18出身)がピッチに送り出されてからだ。
日本はその後、堂安と三笘の両サイドを軸に攻撃を仕掛ける。76分には三笘を起点に、左サイドを駆け上がった中山へとパスが渡り、最後はその中山からマイナスのパスを受けた堂安が鋭いシュートで追加点を狙っていった。
そして、自陣でボールを奪われてブレンデン・アーロンソンに際どいシュートを放たれた81分のピンチを凌ぐと、今度は日本に追加点の絶好機が訪れる。88分、三笘が左サイドから切れ味鋭いドリブルで敵陣を突き進むと、ゴール右を打ち抜く。ついに日本は追加点を奪い、勝利を引き寄せた。
このまま試合は2-0で終了。日本にとって、11月に開催されるワールドカップへと弾みをつける白星となった。