G大阪FW鈴木武蔵、自身に「1試合シュート5本」のノルマ課す 10日ホームFC東京戦

G大阪のFW鈴木武蔵が9日、FC東京戦(10日・パナスタ)に向けて取材に応じ、自身に「1試合シュート5本」のノルマを設定した。16位と残留争いに苦しむチームにおいて、今夏加入した鈴木はここまで出場6試合で1得点。シュート数は9本にとどまっており「もう少しシュートの本数を増やしたい。1試合の中で、5本ぐらいは常に打っていきたい。どこでボールを受けるか、ボールの置きどころでも打てるか打てないか決まってくるし、(得点した)名古屋戦みたいな思い切りの良さも大事になってくる」と話した。

2試合連続して先発している鈴木だが、自慢のスピードを生かした裏への抜け出しなど、特徴を十分に発揮できているわけではない。中盤にパサータイプが少ないというチーム事情もあり「空いてるのに出てこないっていう状況もあった。練習から(パスが出ない時は)、僕がその時どこにいたか、(味方と)コミュニケーションを取っている」と明かし、周囲と意図のすり合わせは進めている。

鈴木、パトリック、レアンドロ・ペレイラと実績あるストライカーをそろえる中で、松田監督はここ2試合はパトリックと鈴木を2トップでスタメン起用。レアンドロは8月20日の広島戦で痛めた足の状態が万全ではなかったことが理由で「彼を(ケガの悪化で)失いたくない気持ちが強かったのはあります。それ以外は全く、遜色のない3人だと思う」と指揮官は語る。チームは16位と残留争いの真っただ中。前節の鳥栖戦はミスが絡んで3失点を喫したが、松田浩新監督の下で守備の整備は進んでいる。勝利への鍵は、前線のタレントを生かしていかに先制点を奪えるかにある。

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