G大阪、歴代最強外国籍選手5人(3)クラブ初のMVP

1993年のJリーグ開幕から今に至るまで、世界的なスター選手や素晴らしい素質を持った外国籍選手たちが活躍してきた。今回は、ガンバ大阪で活躍した外国籍選手を紹介する。

アラウージョ(ブラジル代表)
生年月日:1977年8月8日
在籍期間:2005年
通算成績:33試合出場/33得点

エースとして活躍したブラジルのゴイアスでは、前園真聖とチームメイトだったアラウージョ。04年に清水エスパルスに加入して9ゴールを挙げたが、後半戦はベンチスタートとなる機会も多く、翌年にガンバ大阪に移籍している。

狭いスペースでもボールを失わない抜群のテクニックと、正確無比な左足のキックはゴールだけでなくアシストも量産した。172cmと小柄ながら空間認知に優れ、ヘディングでもゴールを重ねたアラウージョは、2度のハットトリックを含む33得点をマーク。得点王とMVPに輝き、チームをクラブ史上初のリーグ優勝に導いている。

ドイツワールドカップへの出場を目指して1年でブラジルに帰ったが、負傷もあって本大会出場は叶わず。その後はブラジルやカタールでプレーした。

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