J1福岡 6日のG大阪戦中止 コロナ陽性続き規定の13人以上エントリー充足できず
Jリーグは8月6日に開催を予定していた明治安田生命J1リーグ第24節・福岡-G大阪戦(ベススタ)の中止を4日、発表した。福岡のトップチーム選手・スタッフ複数名が新型コロナウイルス感染症の陽性診断を受けたことで、エントリー可能な人数が規定の13人以上を充足できないことが明らかとなったことを踏まえ、Jリーグ規約第62条に基づきチェアマンにより試合の中止を決定した。代替日には決定次第発表する。
福岡では7月下旬から陽性者が続いており、3日のルヴァン杯準々決勝第1戦・神戸戦(ノエスタ)では控え選手4人だけの15人で試合に臨んだ。後半ロスタイムには控えGKの山ノ井拓己をフィールドプレーヤーとして最前線で起用するなど総力戦で、2-1で勝利していた。
試合後に長谷部茂利監督は「一番は選手の体のこと気がかり。リーグの方で少し考えていただいて変更等あれば、さらにいいリーグになっていくかなと思います」と13人がエントリーできれば試合開催に至るという現状の規定についての問題提起も行っていた。
4日も新たに選手・スタッフで新たに3人が陽性診断を受けたことを発表していた。