J1京都FWマルティノスが〝ブチギレ行為〟を謝罪 G大阪戦で侮辱発言か

サッカー・J1京都のオランダ人FWマルティノス(31)が先月30日のG大阪戦(吹田)後、差別的な発言をしたのでは?と物議を醸している。

マルティノスは0―1で迎えた後半30分に途中出場。関係者によると交代直後の34分にG大阪で元日本代表DF昌子源に対してか、何かをアピールするようにイライラを見せはじめた。37分には昌子と言い合うようなシーンも。38分には主審にしつこく文句を言い、イエローカードを受けた。

試合は京都が終了間際に獲得したPKをFW大前元紀が決め、劇的なドローに持ち込んだ。歓喜のイレブンの中、マルティノスは試合終了のあいさつ後から激高。暴れないよう、チームスタッフに羽交い絞めにされた。G大阪の選手にほえる場面もあった。

問題のシーンはその後だ。京都のFW木村勇大がヒーローインタビューを受けていたところ、「ニホンジン、ファック!」と聞こえる、ドスの利いた声が響いた。これが動画配信サービスのダゾーンで拾われて放送された。もちろん木村の声ではなくマルティノスの声と指摘され、SNSで物議をかもしたのだ。

マルティノスはJ1横浜M時代の2017年、SNSで何者かから差別的発言を受けたとしてクラブを通し、神奈川県警に被害届を提出。浦和時代の18年も差別的行為を受けたと主張したことがある。

「マルティノスは日本が好きだけど、日本の一部サポーターから悪質な差別を受けたと思っています。G大阪戦では昌子ら相手DF陣、主審のいずれも日本人に対してイラ立ちがたまり、爆発したのかもしれません」(前出関係者)

マルティノスは1日夜、ツイッターで英文と日本語訳を交え、「チームのために感情的になりました。これが気分を害してしまったのならごめんなさい」と謝罪。京都の広報担当者に、マルティノスが「ニホンジン、ファック!」と暴言を吐いたのは事実か――などと取材したが、現時点で対応は差し控えるとした。

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