パリ・サンジェルマン・ジャパンツアーで、パリ・サンジェルマン（PSG）は3クラブとの試合を消化した。結果はPSGの3連勝で、力の差を見せつけたが、その中でも健闘したJリーガーがいた。今回は、浦和レッズ、ガンバ大阪、川崎フロンターレの選手の中から、PSG戦で輝いた選手を紹介する。

東口順昭

所属クラブ：ガンバ大阪

生年月日：1986年5月12日（36歳）

PSG戦成績：先発出場（76分OUT）

この男がいなければ、試合のスコアはどうなっていただろうか。そう思わせるくらい、特に試合序盤の東口順昭はでガンバ大阪のイレブンに勇気を与えた。

開始4分にリオネル・メッシのシュートセーブに始まり、試合序盤の窮地をことごとく救った。15分にはマルコ・ヴェラッティのロブパスに抜け出したネイマールと1対1を迎えたが、右足一本でセーブ。19分にはネイマールのクロスを受けたパブロ・サラビアが狙ったが、ファインセーブで凌いだ。27分には右サイドからゴール前に侵入したアシュラフ・ハキミに絶妙なタイミングで間合いを詰めて防いでいる。

ベンチに下がる76分までにチームは5失点を喫したが、止めるチャンスがあったとすれば強烈なヌーノ・メンデスの一撃くらいだろう。それ以上に決定機を防ぎ続けた東口に対して、フランス紙『レキップ』など複数のメディアが称賛の言葉を並べている。

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