ド迫力! PSG戦で輝いたJリーガー5人(2)。歴史的瞬間! 真っ向勝負を挑んでゴールを演出
パリ・サンジェルマン・ジャパンツアーで、パリ・サンジェルマン(PSG)は3クラブとの試合を消化した。結果はPSGの3連勝で、力の差を見せつけたが、その中でも健闘したJリーガーがいた。今回は、浦和レッズ、ガンバ大阪、川崎フロンターレの選手の中から、PSG戦で輝いた選手を紹介する。
所属クラブ:ガンバ大阪
生年月日:1993年4月22日
PSG戦成績:先発出場(45分OUT)
PSGの2連勝で迎えた最終第3戦。Jクラブが流れの中から初めて奪った得点は小野瀬康介の躍動から生まれた。34分、右サイドから中央に切り込んで倉田秋にボールを預けると同時に縦に走り出す。倉田から浮き球のリターンパスを受けると、深い位置に運んでゴール前に折り返した。
クロスに鈴木武蔵が飛び込み、GKジャンルイジ・ドンナルンマがかき出したところを黒川圭介が押し込んだ。反撃ののろしを上げるゴールはこうして決まった。
小野瀬が輝いたのはこのシーンだけではない。互いに3バック同士ということで、対面のヌーノ・メンデスとは常にマッチアップする形だったが、臆することなく裏を取る動きを繰り返し、ディフェンスラインの背後のスペースを突き続けた。もちろん、そのすべてが通用したわけではないが、その積極的な姿勢がガンバ大阪にもたらしたものは決して小さくなかった。



