パリSGの「最強3トップの共演弾」でG大阪から大量6ゴール!ネイマールのPKにはブーイングも、後半16分に「最強3トップ降臨」で大歓声!
■7月25日/パリ・サンジェルマン ジャパンツアー2022 PSG 6―2 G大阪(パナスタ)
■【動画】ブーイングを受けたネイマールがPK後に東口に試合中にもかかわらず握手を求める!■
大阪の地でパリ・サンジェルマンがその力を見せつけた!
ジャパンツアー3戦目にしてラストマッチとなったG大阪との試合。アルゼンチン代表リオネル・メッシとブラジル代表ネイマールが先発すると、前半から猛攻を仕掛ける。メッシ&ネイマールが美技からチャンスを量産し、パナソニックスタジアムは大盛り上がりを見せた。
それでも28分まで点数が入らなかったのは、GK東口順昭が神セーブを連発し続けたから。G大阪の守護神は1対1も含む世界トップレベルの決定機を繰り返し防ぎ、メッシやネイマールに何度もため息をつかせた。そのあまりの鉄壁さに、会場では何度も拍手が起きた。
しかし28分に、ついに失点する。メッシのシュートを一度は東口が弾いたものの、そのこぼれ球をパブロ・サラビアに押し込まれたのだ。さらに4分後にはネイマールにPKを与えてしまい、これには東口もなすすべなし。2点差とされてしまう。ネイマールのPK時には、その倒れ方もあって会場からブーイングが発生した。
直後の34分に黒川圭介がゴールを決めて1点差に追いつき、スタジアムはイケイケムードになったものの、37分にヌーノ・メンデスが決めると、勢いは一気に減速。39分にはメッシが決めて3点差とし、勝負を決定づけた。一方で、メッシとネイマールの得点に会場は大盛り上がりだった、
■最強3トップが後半16分に降臨!
後半もメッシとネイマールはピッチに立ち、60分にこのブラジル代表が追加点を挙げる。そして61分、フランス代表キリアン・エムバペが途中出場し、最強3トップが大阪のピッチに降臨することとなった。
疲れた時間帯に体感するエムバペのスピードとテクニックにG大阪の選手はほんろうされ続け、防戦一方に。それでも70分に大きな展開からの折り返しを山見大登がきれいに合わせて1点を返したが、86分にエムバペがPKを奪い、見事に決めて6点目をゲット。試合はこのまま終了した。
この日駆け付けた観客は3万8251人。スタジアムのキャパもあって3試合で最も少ないカズとなったものの熱気は変わらずで、試合後のインタビューを受けたマルキーニョスは「日本は暑かったがいい仕上がりになった。日本のみなさん、ありがとう」とあいさつし、場内をさらに盛り上げた。
パリ・サンジェルマンの日本ツアーはこれで終了。世界トップレベルを体感した選手、観客にもたらしたものはとても大きい。



